丹波マロンファームのはじまり。

明治の初め、初代山内善兵衛が、丹波栗の発祥の地といわれる和知(現京丹波町市場)で栗栽培をはじめる。2代目山内善三郎の頃には収量が3.0t(栽培面積100アール/1ヘクタール)になる。現在の当主・山内善継は三代目に当たり、丹波栗の最高を目指し、品種の更新や品質向上に力を注ぐ。

三代目 山内善継

父の教えで16歳から栗作りを始める。この頃より、栗樹の接ぎ木や剪定に係わる。親子三代で受け継がれてきた栗栽培の知恵に最先端の技術を取り入れた独自の栽培技術で日本一の丹波栗の生産拡大を目指し、平成28年より、丹波栗の加工・販売を開始。収量は3.0t。 主な栽培品種は、ぽろたん、大峰、筑波、銀寄、美玖里など。

丹波マロンファーム
平成23年 農林水産功労賞(京都府知事)
平成24年 功績賞(第58回伊勢神宮新穀感謝祭)
平成24年 京都府知事認定栗栽培技術の匠
平成24年 国土緑化推進機構認定 丹波栗の名手・名人
栗栽培を営み、栗の凍害の軽減に成果をあげていることから認定。
平成26年春 黄綬褒章受賞
休耕田などを活用した栗園の造成や低樹高栽培(京都府初)に取り組んできたこと、また栗栽培技術の普及のために研修会や講習会の講師を務めるほか、「大丹波連携丹波くり生産者交流大会(栗サミット)」や「京都丹波くり生産振興大会」の実行委員長を歴任。「丹波栗」の振興に尽力してきたことが認められ受章。
平成28年 エコファーマーに認定(農林水産省)
平成29年 公益財団法人日本特産農案物協会認定 地域特産物「丹波くり」マイスター